皆さん、こんにちは。投資信託ナビゲーターの大地恒一郎です。
9月7日付で、「MINKABU 投資信託」にコラムが掲載されました。
今回は、「FP相談ねっと」のコラムと同様に、主に金融庁の「令和5年度税制改正要望」のNISAに関する部分について、取り上げました。
8月31日の「税制改正要望」公表を受け、今月に入ってからは、日本経済新聞の田村編集委員もNISAについて書いておられました。
私の解釈はそれほど間違っていなかったようです。
今後の各種セミナーなどでは、「NISA」の取り上げ方も徐々に変わっていくのかもしれません。
年末にかけての関心事は、年間投資枠と非課税限度額の拡大と、制度の恒久化、非課税期間の拡大などになります。
投資家にとっては、益々使い勝手がよくなることは、間違いないでしょう。
ただし、「貯蓄から投資へ」という流れはありますが、誰もが投資を始めなければならない訳ではありません。
自分の生活に必要な資金、これからのライフイベント、家族環境、生活環境などは、人によって様々です。
誰一人、同じ人はいないはずです。
ですから、投資をするかしないかは、そう簡単に決まるものではないでしょう。
またSNSでは、まるで誰でも簡単に大金を稼げるような投稿を時々見かけますが、そういう金融商品は存在しません。
AIだの自動だのと、あの手この手で誘ってきますが、決しておいしい話には飛び付かないでいただきたいと思います。
何が正しくて、何が間違っているのか、お金に関する基本的な知識を、こういう機会にしっかり身に付ける必要があるでしょう。
来月から投資信託の選び方について、セミナーを企画していきたいと考えています。
その際はお知らせいたします。