NISA改正に関する政府案

政府の資産所得倍増プランの目玉の1つとされるNISA改正ですが、24日夜、その政府案の内容をメディアが一斉に報じました。
これは、11月25日に開かれる「新しい資本主義実現会議」の「資産所得倍増分科会」に示されるもので、主な内容は次の通りと報道されています。
①NISA制度の恒久化(現在は、一般NISAが2028年まで、つみたてNISAは2042年までとされています)
②非課税期間の無期限化(現在は、一般NISAが5年、つみたてNISAが20年です。)
③年間投資枠の拡大(現在は、一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円)
④生涯投資上限枠の設定
⑤2024年に予定されていた制度改正の撤回、など。
これらを実現することで、口座数を現在の1,700万口座から3,400万口座に、投資額も倍増の56兆円にするという目標を掲げるそうです。
ただ、この案が12月の税制改正大綱にそのまま明記されるかという訳ではなく、与党の税制調査会との協議を経て決定されるとのことです。
年間投資枠や生涯投資上限枠の金額がどの程度になるのか、も含め今後の議論から目が離せません。

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